みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
11月26日は「いい風呂の日」というのは、各メディアで取り上げられているので、みなさんも耳にしたと思います。
最近ではサウナ人気もあり、スーパー銭湯も人気です。
そんな「銭湯」といえば、昔から「牛乳」が付きもので、腰に手を当てて牛乳ビンの牛乳を飲む風景は、銭湯のアイコンともいえますね。
「銭湯」=「牛乳」
というイメージはあります。
それでは、なぜ銭湯に牛乳が置かれているのか・・・?
銭湯に牛乳が置かれるようになったのは、昭和30年代頃だといわれています。
この頃は、まだ一般家庭に冷蔵庫が普及していませんでした。
そのため、牛乳を購入しても長く保存することができず、牛乳の消費は伸び悩んでしました。
そこで乳業メーカーが着目したのが「銭湯」だったんです!
当時の銭湯には、最新の冷蔵庫が置かれていることが多かったそうです。
皆が集まるところに商品を置くことが販売戦略のひとつだった当時、乳業メーカーが目を付けたのが、急成長中だった「銭湯」ということなんです。
現在も銭湯に牛乳が置かれているのは、冷蔵庫が珍しかった頃の名残ということなんです。
しかも「ビン」の方が絵になりますよね!
美味しそうですし!!
パックの牛乳を飲んでいても、なんだか絵にならないですよね・・・(笑)