みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
現在、店内に飾ってある生け花?は宙に浮いています。
ただ吊るしてあるだけなんですが、中に浮いているように飾ってあります。
「ノイバラ」と葉っぱ(何の葉かわかりません・・・)です。
色も「赤い実」と「緑の葉」なので、クリスマスカラーですね!
ちょっとシャレた感じに見えますね。
「ノイバラ」は沖縄を除く日本各地に分布するバラ科の落葉つる性低木です。
漢名は「野薔薇」で、に日本のほかに朝鮮半島や中国にも見られます。
ヨーロッパにも「野バラ」はありますが、別種になります。
開花は5〜6月で、枝先に白い花が咲きます。
花よりも目立つのが「実」です。
この実は「偽果」で、9〜11月にかけて赤く熟します。
店内に飾ってあるのはこの状態ですね。
このように秋から冬にかけては赤くなる実が多いです。
比較的大きな実をつけるものはいいのですが、小さな実をつける植物は、その実を目立たさなければいけません。
そのために目立つ赤色が多いのだと考えられます。
鳥などに見つけられやすく、食べられることで種が広い範囲へ運ばれ、広く分布することになります。
秋から冬にかけて見ることのできる8割以上の実は「赤い」ともいわれているくらいです。
同じような赤い実の植物を紹介します。
・ノイバラ
・ツルウメモドキ
・スズバラ
・ハナミズキ
・マユミ
・サンキライ
・セイヨウヒイラギ
・ナンテン
・センリョウ
・ナンテンギリ
などがあります。
なお、頭上には気をつけてくださいね。