みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
最近、大手のパンメーカーなどの商品に
「発酵種 ルヴァン 使用」
という表示を目にするようになりました。
「このルヴァンってなんだろう?」「何が良いんだろう?」
と単純に疑問を持ちました。
そんな「ルヴァン」とは何なのか、簡単に説明していきたいと思います。
ルヴァン(仏語:levain)はフランス語で”発酵種”という意味です。
主に小麦粉、ライ麦粉、水を合わせて作った発酵種で、乳酸菌と酵母を生育させて作られるパン種です。
フランスでは自然界に存在する野生酵母を培養した種(ルヴァン種)を使ったパンを「パン・オ・ルヴァン」と総称しています。
特徴としては、独特の酸味、モチモチした食感、皮(クラスト)が厚くなります。
また特有の風味があります。
この「ルヴァン」を使うメリットとして、細菌の発生を抑え、イーストだけのパンよりも日持ちが良いことが挙げられます。
こうして大手のパンメーカーの他に、街のパン屋さんでも色々な天然酵母を使ったパンを作っていますね。
みなさんもお気に入りのパン屋さんはありますか?