みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
チンゲン菜の脇芽が美味しいです。
めちゃくちゃ柔らかくて、クセもなく、茹でてしょう油をかけたり、胡麻和えにするとすごく美味しいです。
その他、和洋中なんでも合う食材です。
しかし・・・
なかなか店頭で見ることはありません。
小さな青梗菜は「ミニチンゲン菜」として売っていますが、「チンゲン菜の脇芽」はあくまでも副産物のようなものです。
チンゲン菜を切り取った後に出てくる小さな芽なので、とても柔らかいです。
昨年の12月に収穫した青梗菜の後に収穫できるものです。
青梗菜や菜花などは、収穫した後、そのまま放っておくと花を咲かすために花芽の付いている茎が伸びてきます。
いわゆる「薹(とう)が立つ」という状態です。
全体が固くなり、味も落ち、エグみや苦味が出てきます。
ところがその主軸を取ってやると、脇芽が出てくるので、それを切り取ってやるんです。
それが美味しいんです。
収穫した後も、まだ収穫できるんです。
今まで知りませんでしたが、母親が
「美味しいから食べてみりん」
と教えてくれました。
そしたらめちゃくちゃ美味しいんです。
ちょっとした楽しみですね。
なんだか得した気分です・・・(笑)
面白いですよね。