高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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なぜか重なります。

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

なぜか重なります。

 

「今なんか〜い!」と心の中で突っ込んでいます。

 

何が?

 

こんなことありませんか?

 

例えば揚げ物をしてる時にかぎって電話が鳴る。

 

トイレに入ったら来客。

 

みたいなことです。

 

まさに今日もそんなことがありました。

 

料理も出し終え、落ち着いていました。

 

しばらく静かでしたが、お客様が来店しました。

 

そのお客様にオーダーを取りにいったら、食事を終えたお客様がお会計に立ち上がりました。

 

すると電話が鳴りました。

 

電話に出ると、今度は業者さんが納品に来ました。

 

なぜか同じタイミングで起こります。

 

「今なんか〜い!」思わずスタッフ「K」と苦笑いです。

 

今まで静かだったのに・・・何でこのタイミングなの?

 

そんなことがしばしばあります。

 

不思議ですね。

 

「どこかにカメラ仕掛けてある?」なんてあとで二人で笑っています。

 

マーフィーの法則ではないですが、何かあるのかなあ?

 

 

僕の勤めていたホテルの創業者にこんな話があります。

 

僕の上司の料理長から聞いた話です。

 

その時働いていた調理場は、コーヒーショップ、鉄板焼き、ワインバーの料理を掛け持ちしていました。

 

忙しい時は、本当に火の車!三カ所から同時にオーダーがどんどん入ってきます。

 

調理場はバタバタです。声が飛び交い、調理道具や食器の音が鳴り、それぞれが忙しく動いています。

 

そんな時です。

 

社長から電話がかかってきます。

 

「おい、◯◯。食事作ってくれ!」

 

「え!」ですよね。

 

こんな時にですよ。

 

聞いた方は正直「何でこんな時に掛けてくるんだ!状況わかってんのか!」

 

と思うに決まっています。

 

社長はそれをわかって掛けているんです。

 

そうなんです。料理長を試しているんです。

 

どんなに忙しくても、要求に応えられるか。

 

不測の事態にもきちんと対応できるか。

 

きちんと部下を動かせるか。

 

そうして鍛えていたそうです。

 

僕が入社した時はちょうど創業者の社長は亡くなり、2代目の社長に交代していましたが、その話を聞くだけで冷や汗が出ます。

 

想像しただけで恐ろしいです。

 

そんな状況で電話が掛かってきたら、冷静に対応できるだろうか?

 

ちゃんと部下に指示を出して上手く回せるだろうか?

 

そうした経験が、きっとどんな状況においても正確な判断が出来るようになるんだと思います。

 

僕はというと・・・

 

いやあ〜まだまだだなあ。

 

がんばります・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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