みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
サリューの店内にはいくつかの絵が飾ってあります。
その1つが僕の恩師の絵です。
本物ではなくプリントされているもので、展覧会を開いた時に飾られていた絵の1つです。
よい置き場所が無く、棚の上段に飾ってありますが・・・
「先生こんなところですいません。」
「神谷あい子」という先生ですが、活動は旧姓の「小笠原あい子」という名前でされています。
「一水会」という美術団体の会友であり、その一水会展で最もよい「一水会賞」を取られています。
何度も入選をされており、確か日展にも入選していると聞いています。
長く西尾市の小中学校で教鞭をとられていましたが、現在は退職されています。
僕が小学校6年の時の担任の先生でした。
なぜか僕は美術の先生にお世話になることが多く、小学校4年、5年、6年、中学校3年に担任が美術の先生でした。
そして皆、「熱い!」先生でした。
女性の先生ながら、厳しかった思い出があります。
もちろん厳しいだけでなく、優しく生徒一人一人をよく見ていてくれた先生でした。
先日、市内で展覧会が開かれているというので、最終日前のギリギリで見に行くことが出来、久しぶりにお話をすることができました。
小学生だった当時はわかりませんでしたが、「すごく絵を描くことが好きな先生なんだなあ」とあらためて感じました。
当たり前かもしれませんが、「好きこそ物の上手なれ」ですね。
料理にもいえます。
ですが、現実は厳しい世界。
料理が好きでも、この仕事を辞めていってしまう人はたくさんいます。
きっと絵の世界でも、描くことが好きと、それが仕事となると違うのでしょう。
だからずっと好きでいることは、実は難しいことかもしれませんね。