みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
みなさんこの野菜何だかわかりますか?
!!
鍋にの入らないほどの巨大カブ!
「うんとこしょ、どっこいしょ」の大きなカブ
・・・・ではありません。
すいません。冗談です。
実はこれくらいです。
比較にボールペンを置いてあります。
みなさんよくご存知「聖護院カブ」です。
と言いたいところですが、実はこれまた違うんです。
「聖護院大根」なんです。
しかも刈谷市高須町産です。
産直で見つけ、思わず購入!
この聖護院大根は、京都の伝統野菜に指定されています。
江戸時代後期に、尾張の国から京都聖護院の東、金戒光明寺に普通の長大根が奉納されたのですが、この大根を付近の農家がもらいうけて長年栽培しているうちに丸くなったと言われています。
京都のその地は耕土が浅く土中深く根を伸ばせないため、その環境に適した形に変わってきたといわれています。
今では京都南部の淀地区を中心に栽培されるようになったことから「淀丸大根」や「淀大根」とも呼ばれています。
「聖護院大根」とは本来は京都の伝統野菜を指す名称なので、京都以外で作られたものは「丸大根」として販売されるべきなのかもしれないですが、様々な種苗会社から聖護院大根の品種名で種が販売されていているため、各地で作られ「聖護院大根」の名で販売されているようです。
肉質がとても柔らかいのに煮くずれしないのが特徴なんだそうです。
付け合わせに使おうと思っているのでお楽しみに。
生やピクルスにも使えそうなので試してみようと思います。
ちなみに「聖護院カブ」と「聖護院大根」の見分け方は「葉」の違いなんです。
「聖護院カブ」は小松菜のように丸みを帯びた葉で、「聖護院大根」はギザギザ切れ込みが入った葉がたくさん生えるんです。
もう一度写真を見てみましょう。
確かに葉はギザギザした大根のような葉っぱをしていますね。
また珍しい野菜を見つけたら紹介しますのでお楽しみに。
最後に今日は朝から、晴れたり曇ったり雨が降ったり、そして風が強い日でした。