高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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アンデスメロンとマスクメロンの名前の由来は・・・

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

メロンの季節です。

 

色々な種類のメロンがお店に並んでいます。

 

愛知県は豊橋や田原がメロンの産地ということもあり、身近な印象を受けます。

 

コロナ禍で、メロンがせっかく美味しい時期なのに売れず、仕方なく冷凍したりして加工品に回されるということを聞きました。

 

また田原にある農家では、「高松メロン」と言う伝説の在来種と言われる貴重なメロンの栽培継承に挑んでいるということが、各メディアで取り上げられていました。

 

そんなメロンの中でも「アンデスメロン」や「マスクメロン」がメジャーですね。

 

そのメロンの名前の由来が面白いんです。

 

「アンデスメロン」

 

「アンデス」っていうと、あの南米にそびえる世界最長の山脈「アンデス山脈」を思い出しますよね。

 

「コンドルは飛んでいく」がどこからともなく聞こえてきます。

 

きっと原産がアンデスの辺りなのか、その雄大さをイメージしてなのかと思いますよね。

 

ところがそれは、全く関係ないんです!

 

アンデスメロンは、あの有名な「サカタのタネ」が開発した品種なんです。

 

植物に対抗できる品種であり、栽培がしやすいことから、

 

「安心ですメロン」

 

という名前にする予定だったそうです。

 

これは40年以上も前の話しですよ。

 

なかなか斬新!

 

「買って安心」「作って安心」「売って安心」

 

という意味が込められていましたが、格好悪い名前ということから、「安心です」を略して「アンデスメロン」になったそうですよ。

 

なんだか冗談みたいな名前の由来ですよね。

 

続いては、

 

「マスクメロン」

 

「網のかかった模様がマスクしてるみたいだからじゃないの?」

 

そんな風に思いますよね。

 

これもまた違うんですよ!

 

そもそも「マスクメロン」とは品種やブランド名を指しているのではなく、香りが強いメロンの総称なんです。

 

「そうなの!」

 

この香りのことを「麝香(じゃこう)」と言い、マスクメロンの和名は「ジャコウウリ」と言うんです。

 

「麝香」は英語で「musk(ムスク)」と言い、ここからなまって「マスク」となり、「マスクメロン」と呼ばれるようになりました。

 

温室で作られる高級「マスクメロン」は1つにツルから1玉しか作られないそうで、複数実が付いた時は、小さい時に1玉以外は取り除いてしまうそうです。

 

それだけ少ない数を丹誠込めて育てるんですね。

 

どうですか、メロンだけでもこんな名前の由来があるんです。

 

今が一番おいしいメロン!

 

みなさんもいかがですか。

 

 

 

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