みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
調理道具の中で一番良く使うものといったら、
「鍋」
ではないでしょうか。
フライパンもそうですし、中華料理は中華鍋ですが・・・
今回は「鍋」を取り上げてみました。
毎日使うものは、使いやすいのはもちろん、人それぞれ「クセ」があるので、その「クセ」に合った使いやすいと思う道具も人それぞれです。
だから毎日使う「鍋」も、自分に合った使いやすいものを選ぶのがいいです。
僕は鍋を買いそろえるときに、今まで使っていた鍋に近いものを選びました。
しかし、ホテルで使って慣れていた鍋は古く、すでに今はもう作られていませんでした。
それはもうホテルにいる時から業者の人に聞いていました。
なので、なるべく同じようなものをそろえましたが、1つ気になるところがあります。
それは「取っ手」の角度です。
小さい鍋はまだいいのですが、大きくなるにつれて、何とも使いづらくなるんです。
「鍋の本体」と「取っ手の角度」のバランスが何とも悪いんです。
選んでおいて何なんですけど・・・
色々探してみたのですが、僕の使いやすい角度の「取っ手」を持つ「鍋」は見つかりませんでした。
まだまだ探し足りなかったかもしれません。
こういう細かいところはネットではわからないところです。
実際手に取ってみないとわかりません。
一日かけて問屋街を回ったのですがダメでした。
妥協したと言っていいかもしれません。
今更ながら、やはり気になります。
こういうのがストレスになるんですよねえ。
触った感覚、重さ、角度、向きなどなど・・・
自分の扱いやすいもの。
きっとこれは「職人の道具」が最たるものだと思います。
気に入ったものがないと、自分で作ったりします。
「弘法筆を選ぶ」
だと思います。
みなさんも、「これだ!」と思う物があったら、思い切って買ってみてはいかがですか?
きっと料理が楽しくなりますよ!