みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
現在お店の前の道路は下水道埋設工事をしています。
大変な工事です。
細い道ですが、交通量も多い道路です。
碧南〜高浜〜刈谷を結ぶ、昔から大変重要な道路なんです。
「五間道路」と呼ばれています。
たぶん「1間」=約1.818メートルなので、約9メートル強。
そんなふうに呼ばれてるということは、当時からこの辺りでは一番広い道幅の道路だったのではないでしょうか。(以前高浜市の広報で由来等が載っていたような・・・)
その今となっては広くはない道路かもしれませんが、交通量の多い道路の工事は色々と大変です。
とはいえ「下水道埋設」工事という大工事。
そうなんです。
高浜市の下水道普及率は県内、そして全国的に見ても低いんです。
ちなみに現在の高浜市の下水道普及率は少し前のデータですが、平成28年4月1日現在で58.0%です。
3年以上前なので、現在はもう少し率は上がっていると思います。
2019年度末における愛知県の下水道普及率は79.3%(全国16位)です。
また全国では79.7%となっています。
とそれくらいまだまだ下水道が整備されていないんです。
僕がまだ小学生の頃は家のトイレはいわゆる「ぼっとん便所」と言われる「汲取(くみとり)」式のトイレで、月に1回〜2回バキュームカーが来ていました。
そんな僕は水洗トイレに憧れていました・・・
そして、特に政令都市においてはほとんどが90%以上の下水道普及率となっています。
下水道普及率は先進国ほど進んでいますが、その中でも日本は低い水準にあります。
しかし、50年前の日本はわずか6%ほど。
急ピッチで整備されてきたのがわかります。
そしてちょっと前のことですが、9月10日は「下水道に日」だったんです。
馴染みがないですよね。
僕も初めて知りました。
ここでちょっと下水道の話しをさせてもらいます。
下水道っていうと、外国映画に出てくるような地下にある大きな空間で、ネズミなんかがいて、臭く、悪者が逃げているようなイメージです。(僕だけですか?)
しかし下水道には、家庭などから出る汚水を浄化してから自然に返す、という役割のほかに、雨水をすみやかに流し、街が水浸しにならないようにするという、大事な役割もあります。
一年を通して短い時間に多くの雨が降るのは、8月から10月の台風シーズン。
中でも立春(2月4日頃)から数えて220日目にあたる日(9月10日頃)を二百二十日(にひゃくはつか)と呼び、大きな台風が来る日とされていました。
大雨に備える特別な日のひとつだったそうです。
そしてこの台風シーズンの中の特別な日が下水道の雨水を流すという役割と馴染みがあるとして、9月10日を「下水道の日」と決めたんだそうです。
え?「下水道親善大使」か!って突っ込みが入りそうなくらいクドい説明ですね・・・
そうです、「高浜市下水道親善大使」と呼んでください。(あっ、これは冗談ですけど・・・)
少し長くなりましたので、今回はこの辺で・・・
次回はどうでもいいかもしれませんが、どうしてこんなに「下水道」にこだわるのか!
その真相が明らかに!
お店作りと関係してるんですよ。