みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
お店の裏手に「ローゼル」と言う花が植えてあります。
「天気がいいうちに切っとくわ。」
と僕のおふくろが全部切ってしまいました。
「欲しい人がいたら持っていってもらっていいよ。」
と写真のように葉も取って用意してくれました。
早速ランチのお客様で欲しいという方がいらっしゃったので差し上げました。
当日ですべて無くなってしまいましたので、申し訳ありませんが、このブログをみてくださった方にはお渡しできませんのであしからず。
この「ローゼル」はブログでも何回も紹介している花(実)です。
見栄えが良い色をしているので、この時期には重宝して人気があります。
長持ちもするし、乾燥させればかなり長いこと持ちます。
気にしなければ目に入りませんが、この花(実)を覚えていると、結構そこら中で目にすることができます。
「ロゼリ草」「ローゼリ草」「レモネードブッシュ」などとも呼ばれます。
ジャムにすると、鮮やかな濃い赤色になりますが、これだけでは酸味が強くそれほど美味しくないので、他の果物も混ぜて、色出しに使うといいと思います。
ハーブティーとして「ハイビスカスティー」に利用されたり、他のハーブとブレンドされたりします。
特にローズヒップとブレンドされることが多く相性が良いようです。
赤い色がよく出るため、こういったハーブティーのほとんどは「ローゼル」の色を利用しているほどです。
本当にものすごい色が出ますよ。
また「ケイトウ」という花も今が最盛期でキレイに咲いています。
というかこれがすごく強い植物で、始めは少しだけ生えていた物が、今では郡をなして生えています。
これもまた「赤」色が目立つ花です。
学名は「燃焼」というギリシャ語に由来するように、この花が燃え盛る炎を彷彿させるからだそうです。
風が強く空気が乾燥して澄んでいたので、夕暮れ時はキレイな夕焼けが見えました。
もう沈みきった頃ですが・・・