みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
みなさん「木の子」はよく食べると思います。
椎茸、舞茸、エリンギ、シメジ・・・
美味しいですよね。
今の時期は「鍋」に入れたら美味しいですね。
ダシもよく出てますしね。
ところで「マッシュルーム」というと、なかなか家庭では使いませんね。
最近は「アヒージョ」と言うスペイン料理が人気で、海老と共にマッシュルームがよく使われることもあり、好きな方も多いかもしれません。
マッシュルームは現在、フレッシュで出回っている数も多くなりました。
以前は缶詰が主流でした。
なので、あまり美味しいイメージがないかもしれませんね。
マッシュルームは西洋料理には欠かせない食材の一つです。
生でサラダに使ったりもします。
炒めたり、煮たりすることで、旨味が出てスゴく美味しくなります。
フランス料理では本当にいろんな料理で使われます。
どんな食材にも合うので重宝されています。
「シャンピニオン・ド・パリ」
「パリの木の子」という意味です。
白いマッシュルームはそう呼ばれています。
パリ近郊で栽培され始めたからと言われていますが、「パリ」という名前をつけるくらいフランス人はマッシュルームが好きなんです。
笠の部分が閉じている方が、硬く締まっていていいですね。
松茸や椎茸は笠が開いてくると香りが立ってきます。
日本料理では、そのあたりも料理によって使い分けていると思います。
そんなマッシュルームを半分に切ってみると!
中から
『つけま』
が出てきます!
(『つけま』って、つけまつげのことです。)
僕はいつもそう思ってしまいます。
なるべく硬く、笠の閉じたものを選んでくるんですが、そういったものが無いときもあります。
少し笠が開き始めると、中の部分には立派な『つけま』が登場します。
写真は見えやすいように、軸と覆っている所を取ってあります。
どうですか?
よく見ると、ちょっと気持ち悪いですよね・・・
いつも気になっていたので、今回ブログに載せてみました。