高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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中華料理に欠かせない独特の香り立つスパイス「八角」

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

みなさん「八角」ってご存知ですか?

 

ものは見たことなくても、香りを嗅げば、

 

「ああ、この中華料理っぽい香りね。」

 

と思うことでしょう。

 

僕はこの香りを初めて嗅いだ時に、

 

「わ!独特だなあ・・・中華っぽい・・・」

 

そう思いました。

 

その独特な香りから、あまり好きではありませんでしたが、今では好きな香りになりました。

 

その形も独特です。

 

「よくこんな形のものが出来たなあ・・・」

 

と思います。

 

西洋人からすると、なんだか東洋のエキゾチックな感じを思い浮かべるようです。

 

 

また、この八角の香りの主成分が、「茴香(ウイキョウ)」や「アニス」と同じ『アネトール』で、香りも似ていることから「大茴香」、星のような形と香りから「スターアニス」とも呼ばれています。

 

ヨーロッパ各国ではこの、アニスや茴香などのハーブやスパイスの香りを付けたリキュールが昔から人気です。

 

僕もフランス人から彼らがよく飲む、「ペルノ」や「リカール」などを勧められましたが、その独特な香りが抵抗があり、あまり好きではありませんでした。

 

しかしながら慣れというものは怖い?もので、何度のその香りを嗅いでいると慣れてしまい、今ではその香りが好きになりました。

 

家庭ではなかなか使うこの少ないスパイスだと思いますが、もし「豚の角煮」なんかを作る時にこれをひとかけら入れただけで、ぐっと本格的な味になると思いますよ。

 

 

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