高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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仕事のジレンマ

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

「仕事のジレンマ」

 

こんなことを語り始めると長くなります。

 

大きな問題なので・・・

 

料理の仕事で言うと、どこまで突き詰めるかということになります。

 

自分の中で「ここだけは譲れない」というところはあると思います。

 

そういったところは納得いくように仕事をすればいいと思います。

 

それ以外は「手を抜けばいい」ということではありませんが、全てを突き詰めてしまうと時間が足りません。

 

どこで「線引きをする」か。

 

難しい問題です。

 

楽をしようとすればいくらでもできると思いますが、そうするとお客様にも分かってしまうと思います。

 

手をかけていれば、それも分かります。

 

しかし、一人で仕事をしていると、言葉は悪いですが「妥協」をするところを作らないと、24時間フル稼働しなければならなくなります。

 

今現在も、休日も仕込み時間や買い出し等に時間を当てないといけません。

 

それは自分で「ここまでは納得できるように」と思ってやっています。

 

飲食店の多くは、特に個人店の料理人は、睡眠時間を削ってでもそれを仕込みの時間に当てていると思います。

 

それはやはり、「自分で納得できるところまで」と思って仕事をしていると思います。

 

しかしそれでしっかり売り上げを上げることができ、その仕事に見合うだけの稼ぎが出ればいいと思いますが、そんなに簡単なことではありません。

 

上手に手を抜いてできないことは無いと思います。

 

しかしながら自分が納得できないと思います。

 

料理人って意外と「まじめ」なんです。

 

そんな人が多いです。

 

本当はみんな楽して稼げれば、そんないいことはありません。

 

しかし何だか罪悪感を感じてしまいます。

 

きちんと働いたことに対してきちんとした報酬が出る。

 

他と比較するのは良くありませんが、飲食業は労働対価が低すぎます。

 

自分が好きでやっているので仕方ないと思ってしまいますが、それにしてもそこは改善していかなければいけない大きな問題だと思います。

 

僕がこんなことを言っていても、大きな問題すぎて、どうすることもできないかもしれません。

 

しかし自分にもできることをやっていくしかありません。

 

しっかり休んで、しっかり稼ぐ。

 

もっと休まなければいけないと思います。

 

飲食店は土日に休むところはありません。

 

平日に比べると来店客が多くなるので、売り上げが多くなります。

 

サービス業全体もそうですね。

 

当たり前です。

 

しかしサリューは日曜日を休みにしています。

 

飲食業にはあるまじきことかもしれません。

 

売り上げが下がるのは分かっています。

 

しかしそれは開店時に決めたことです。

 

これは子供を持つ個人店のジレンマかもしれません。

 

どちらを取るかです。

 

お店を取るか、子供を取るか・・・

 

売り上げは欲しいですが、それより自分達にとって大切な方を取りました。

 

そう決めたら、その中でどうしていくかを決めていく。

 

「売り上げは欲しいけど、家族や自分の時間も欲しい。」

 

ジレンマかもしれませんが、そう決めました。

 

しかしながら僕自身、その休みの日も仕事に時間を取られてしまっているのもまたジレンマ。

 

もっとしっかり休んで、しっかり寝たいですね。

 

寝る間を惜しんで働く。

 

日本人の美徳と考えられています。

 

何かを犠牲にしなければ、何かは得られない。

 

確かにそうかもしれませんが、できれば何かを犠牲にしないで、何かを得たいですよね。

 

自分にとって大切なのは何かをしっかり考えていきたいです。

 

文章が下手なので同じようなことを書いていますが、自分なりに、たまにまじめに書いてます。

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