みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
みなさんは料理をする時、包丁で何を切っていますか?
「え?何言ってんの?」
すいません、そう言われても仕方ないですよね。
まな板の上に野菜やお肉をのせて、包丁でその食材を切っていく。
そうです。その通りです。
それでは例えば皮付きの鶏肉なんかは、ちょっと切りにくいですよね。
そんな時はどのように説明するといいのか?
「良く切れる包丁で切ってください」
その通りです。
僕たちも良く切れる包丁を使うのが基本です。(と言いながら、あまり切れないかも・・・)
でも、そんな包丁で食材を切っていく時に、プロであれば特に説明しませんし、こんな感じで切りますとか『切る』と言うこと自体に関しての説明は無いと思います。
そんな時にご家庭で料理をされる方にするのに良い説明の仕方があります。
それは、
「食材を切るんじゃなくて、まな板を切るように切ってください」
という説明です。
これを初めて聞いた時は、
「なるほど!そう説明すればいいのか!」
と思いました。
すごくわかりやすくて、イメージしやすいです。
皮付きの鶏肉ではなくても、まな板を切るイメージで食材を切ると、とても切りやすいです。
実はこれ、ある超有名シェフが言っていた言葉なんですけどね・・・
みなさんも、そんなイメージで切ってみてください。
きっと今までより切りやすいと思いますよ。