みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
先日いただいた「プラム」をジャムにしました。
色が濃く、完熟し過ぎていたくらいでした。
酸味はあまりなく、甘さが勝っていました。
写真だけ見ると、アメリカンチェリーみたいです。
これの種を取り、皮も一緒に煮ていきます。
プラムの皮は柔らかく、煮てしまえば溶けてしまうように柔らかくなり、色や酸味や香りを足してくれます。
取り除いた種には、まだ実が付いていたので、水で煮て実を削ぎ落としていきます。
種を煮ているところです。
すべての重さの60%の砂糖を入れて煮ていきます。
今回は甘さが強かったので、砂糖は少し控えめにしました。
アクを取りながら煮て、実が崩れてきたらミキサーで回します。
今回は形を残さずキレイに細かくしました。
実の形を残したかったら、混ぜるのは少しだけにしておきます。
よく混ぜると、粘度が高くなるという意味もあります。
出来上がりは、サラッとしていますが、カシスのような赤ワインを煮詰めたような濃くて美味しいジャムができました。