みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
今日は晴天で風も無く、とても温かで春のような陽気でしたね。
畑のあぜ道には『タンポポ』が咲いていました。
空の青とタンポポの黄色のコントラストがとても綺麗でした。
フレンチやイタリアンでは、そんなタンポポの葉に似た「ロケット」や「ルッコラ」と呼ばれる葉をよく使います。
イタリアンのパスタなんかでよく使われるので、知っている方も多いかと思います。
タンポポは英語で
「dandelion(ダンディライオン)」
と言いますが、これはフランス語の
「dent-de-lion(ダン=ド=リオン)」(ライオンの歯という意味)
から由来しているそうです。
ギザギザのタンポポの葉が、ライオンの牙のようだからなんだそうです。
タンポポは大きく二つに分類されます。
「ニホンタンポポ」と「セイヨウタンポポ」です。
花びらの付け根の『ガク』のような部分が
閉じていたら「ニホンタンポポ」。
反り返っていたら「セイヨウタンポポ」。
このセイヨウタンポポは、
・種が多く、小さくて軽い。
・受粉しなくても種子を作れる。
・一年中咲く。
という強い繁殖力をもっており、どんどん増えています。
そして「セイヨウタンポポ」は日本の『侵略的外来種ワースト100』に指定されているそうです。
一方のニホンタンポポは
・種が少なく、大きくて重い
・受粉で増える
・春だけ咲く
というセイヨウタンポポと逆の性質で『春』限定で『決まった場所』に咲くようです。
ということは・・・
見つけたタンポポは・・・
セイヨウタンポポ・・・
ですね。
みなさんも『タンポポ』を見つけたらどちらか調べてみてくださいね。
「ニホンタンポポ」を見つけたらラッキーですよ!!