みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
でっかいカリフラワーが売っていました。
こんなに大きくなるんですね。
どれくらいだと思いますか?
「メロンくらいかな?」
いや、もう少し!
「バレーボールくらい?」
そう!もう少し大きいくらい!
実際は写真で見るより大きく感じます。
日本では、「カリフラワー」より「ブロッコリー」の方が人気があるというか、よく使われますよね。
たぶん食卓にカリフラワーとブロッコリーがあったら、ブロッコリーの方に手が出てしまいますよね。
欧米ではカリフラワーの方が人気のようです。
フレンチではカリフラワーは人気で、よく使われます。
最近では、アメリカのセレブやハリウッド女優が、カリフラワーをダイエット食として食べていたことで注目されていました。
日本では大正時代にヨーッロパから伝わり、付け合わせとして人気があったようです。
ところが、1980年代に「緑黄色野菜ブーム」が広がり、ブロッコリーがもてはやされ、それまで人気だったカリフラワーはだんだん取扱量が減ってきました。
そんなカリフラワーですが、実は『生』で食べられるということはあまり知られていません。
一度『生』で食べてみてください。
シャキシャキ、ぷりぷりと、甘味もあり美味しいんですよ。
茎も美味しいですよ。
軽く炒めたり茹でたりすると、シャキシャキと何にでも合います。
フレンチやイタリアンでは、よくピューレにして使ったりします。
付け合わせや、ソース代わりにもなります。
またジャガイモの代わりにピューレとして使ったり、そのままグラタンにしたり、ピューレグラタンにしても美味しいですよ。
また、そのピューレに立てたクリームを混ぜてムースにすると、これはもう高級フレンチのようですね。
僕はよくポタージュにします。
ご家庭でも簡単に作れますよ。
・カリフラワー
・タマネギ
・チキンブイヨン(またはコンソメ)
・バター
・牛乳
・生クリーム(なくてもいいですがあれば、より美味しくなります)
タマネギのスライスをバターで炒め甘味が出たら、細かくしたカリフラワーを入れて炒めます。(色付かないように)
チキンブイヨンを入れ、カリフラワーが柔らかくなるまで煮ます。
ミキサーにかけます。
そこに牛乳(生クリーム)を入れて火にかけ、味を調えて、出来上がりです。
みなさん、もっとカリフラワーも使ってみてくださいね。