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食品の「無添加」表示廃止へ

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

消費者庁は3月末に、「無添加」や「不使用」と記載するルールを厳格化しました。

 

「何が不使用なのかが不明確」などの理由により規制が強化され、今後、無添加などの表示は大幅に減るようです。

 

食品衛生法では、添加物を使った場合は記載することが必要です。

 

しかし、使っていないという表示については具体的なルールはありませんでした。

 

ゆえに、事業者がそれぞれ自由に「無添加」「不使用」などの表示をしてきました。

 

事業者側としては、そうした表示をした方が「売れる」ということで、色々な表示がされてきました。

 

ということで、中には「誤認」や「誤解」を与えるようなものもありました。

 

そこで今回のルールづくりがされることになったそうです。

 

一般的なイメージでは、

 

「無添加=良いもの」

「添加物=悪いもの」

 

と捉えがちですが、添加物が必ずしも悪いわけではありません。

 

日本では、現在800種類の添加物が許可されています。

 

例えば、豆腐の「にがり」も添加物です。

 

豆腐のように添加物無しでは作れないものもあります。

 

また、ほとんどのワインは「酸化防止剤」が使用されていますが、中には企業努力により酸化防止剤を使わずに作っているところもあります。

 

そうしたものは今後「酸化防止剤の◯◯は使っていません」などと表示されるようになるかもしれません。

 

そういった差別化が売りになりますからね。

 

問題なのは、例えば「保存料不使用」と書いてあっても、実際は保存目的の添加物が使われている、なんてこともあるんです。

 

そういった表示が今後減っていくと思います。

 

また消費者側としては、商品の表示が変わるかもしれないので、しっかりと確認しないと間違えて購入することや、間違った認識で使用してしまうことも出てくる可能性があります。

 

そのあたりは注意が必要ですね。

 

添加物とは少し違いますが、僕はたまに牛乳の「成分無調整」と「成分調整」を間違えたりします・・・

 

 

 

 

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