高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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食材の国産への切り替えが相次いでいます。

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

世界的な原料高や供給網の混乱を受け、小売り・外食や食品メーカーで食材の調達や加工を国産に切り替える動きが相次いでいるようです。

 

例えば、お菓子に使う輸入バターなどを国産品に切り替え始めたり、弁当などで使われる外国産の鶏肉の一部を国産に替えたりしています。

 

為替の円安で輸入品の調達コストが高騰していることもあります。

 

円安や海上運賃の高騰などで、ニュージーランド産バターの仕入れ価格は前年比3割程度上昇しています。

 

また今まで輸入していたタイ産鶏肉が、新型コロナウイルス禍での供給網の混乱で品薄となることがありました。

 

鶏肉に関しては、肉自体だけでなく、加工品に関しても国内加工を増やす動きがあります。

 

これまではチキンの加工品は、タイや中国など海外での生産が大半を占めていましたが、コロナ禍で生産拠点での人手を確保できなかったことがあったようです。

 

それから輸入米や配合飼料においても国産品に転換したり、転換が検討されていたりします。

 

輸入原料を国産に切り替えるとコスト高になるケースも多いようですが、燃料高の影響を受けている物流費を考慮すると大きなさにはならないと考えられているようです。

 

しかしながら、国産品に替えたあとにも問題はあるようです。

 

日本の食料自給率は20年度のデータでは37%なんだそうです。

 

なので多くを輸入に頼っています。

 

国内の農業従事車は、この5年で約2割も減っています。

 

国産品に切り替えたとしても、現在の日本においては、その需要に対して供給できる態勢は整っていません。

 

今までの付けが回ってきた・・・

 

そんな感じですね・・・

 

第一次産業をもっと保護して、もっとお金を稼げる仕組み作りをきちんとして、なり手を増やすことが必要だと思います。

 

 

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