みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

「世界一栄養がない」と言われている野菜があります。

 

「きゅうり」です。

 

「え！そうなの？」「確かにほとんど水分ぽいけど」「何かしら栄養ありそうだけど」「夏には欠かせない野菜」「緑色に何かありそうだなあ」・・・

 

特に夏に出番が多いですね。

 

冷やして食べたり、サラダ、浅漬け、漬け物、和え物、酢の物などなど・・・

 

大好きな人も多いと思います。

 

しかしながら苦手な人も多い・・・

 

たぶんあの青臭さだと思います。

 

でも、その青臭さの正体「ククルビタシン」には、なんと抗がん作用があることが知られているんですよ。

 

「きゅうりには栄養がない」

 

と言われます。

 

ギネスブックにも、最も栄養価が低い野菜として紹介されていたこともあるほどです。

 

きゅうりは９５％以上が水分で、ビタミンなど目立って多く含まれる栄養素がないんです。

 

そんなきゅうりですが、実は大事な栄養素を含んでいます。

 

それは「カリウム」です。

 

カリウムは、利尿作用があり、体内のナトリウムを排出して、むくみの解消によく効くといわれています。

 

体内で不要な塩分を排出することで、血圧を正常に保つ効果があるんです。

 

年中食べられるきゅうりですが、今が旬で露地物が出回ります。

 

見た目が悪い物もあるかもしれませんが、やはり旬の露地物の方が美味しいです。

 

みなさんも夏にはきゅうりもたくさん食べてくださいね。