みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
食品の値上がりが続いていますが、野菜は収穫量によっても価格の上下があります。
野菜が高くなったと思われている方も多いと思います。
確かに価格は上昇していますね。
中でも「トマト」の高値が続いています。
元々収穫量が少なく、高値の季節ですが、じわりじわりとさらに上昇を続けているようです。
ちなみに2022年10月15日時点で、平年比25%高となっています。
10月中下旬は関東産と九州産の冬春トマトが出そろうことで一時的に価格を下げますが、関東を中心に曇天の影響を受け、品薄となっていて、価格が下がる気配がないそうです。
ただし、今後は天候が回復する見込みで、高値は続くでしょうが、価格の上昇は止まるものと思われています。
ちなみに2022年4月28日に農林水産省より公開された2021年産のトマトの収穫量日本一は、
「熊本県」です。
2位は「北海道」
そして3位は「愛知県」です。
熊本県はダントツで、収穫量は日本全体の2割近くを占めています。
北海道は約9%、愛知は約7%です。
東京、大阪は、ほぼ0%です。
ということは、大量に消費されている2都府では、ほぼトマトを栽培していないということです。(作っていても市場には出ていないということですね。)
写真の千葉県は5位で収穫量は全体の4.5%です。