みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
甘い物に「塩」を少し入れることで、より甘味が強められ、甘味が引き立つということは、みなさんもご存知だと思います。
「スイカに塩」「あんこに塩」
などがよく知られていますね。
これは異なる味の物質を加える事で、一方の味を強める「対比効果」とい現象です。
最近は「塩キャラメル」「塩バニラアイス」など、お菓子やスイーツにも「塩」を使うのが流行っていますね。
昔からあるお菓子の「ぽたぽた焼き」なんかは、「甘塩っぱい」代表的なお菓子ですね。
また、お酒にも「塩」を添えることがありますね。
日本酒を「塩」を添えて飲んだりしますね。
カクテルにも、グラスのフチに塩を飾ることがあります。
見栄えを良くするだけでではなく、味わいを深めるという理由もあります。
この技法を「スノースタイル」と呼びますが、塩を使った定番カクテルとして、「マルガリータ」「ソルティドッグ」が有名ですね。
テキーラも塩とライムがセットで、「塩→テキーラ→ライム」という順番でショットグラスで一気に飲みますね。
これには苦い思い出がありますが・・・(笑)
先日、親戚からお菓子のいただき物をしました。
それが、この「甘塩っぱい」お菓子でした。
初めて食べるものでした。
最中の皮が揚げてあり、「塩」が軽くまぶしてあります。
そして、間に「あんこ」が挟んでありました。
皮がカリッとした食感で、塩が効いているので、あんことの対比が美味しかったですね。
これもまた「対比効果」ですね。