高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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「焼き芋」ではない「サツマイモスイーツ」 そして発祥の地は?

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

「焼き芋」人気はスゴいですね!

 

「サツマイモ」というと「焼き芋」が一番人気だと思いますが、その陰で近年人気なのが「干し芋」です。

 

僕も大好きです!

 

子供の頃は祖母が手作りして、美味しそうに食べていましたが、あまり食べようとは思いませんでした・・・

 

今になれば、「食べておけばよかったなあ・・・」なんて思います。

 

焼き芋とは違う「モチっ」とした食感と甘味が美味しいですね。

 

国内の年間生産量は約一万トン、市場規模は約200億円なんです。

 

人気の理由は「健康志向」だといわれています。

 

「干し芋」で生産量日本一なのが、実に9割のシェアを持つ茨城県です。

 

しかしながら、発祥の地は静岡県(御前崎)なんです!

 

もともと文政年間(1818年〜1831年)に誕生し、その後明治時代の1908年に茨城県に伝わったそうです。

 

現在のひたちなか市に伝わり、今でも茨城県内で最も生産の盛んな地域です。

 

「干し芋」が発祥地の静岡県の特産にならず、茨城県の特産になった理由はいくつかのことが言われています。

 

・静岡県は「お茶」や「メロン」など、他の農産物に主流が移ったから。

・茨城県の水はけのよい土壌が、サツマイモの生育に向いていたから。

・ひたちなか市は、冬場に海から吹く冷たい風も適しており、漁師の副業として広まった。

 

などの理由があったと考えられています。

 

そんな「干し芋」の中でも、スライスした一般的な「平干し」ではなく、蒸した芋を丸々干した「丸干し芋」がオススメです!

 

「平干し」に比べて厚いので、乾燥に要する期間が2〜3倍かかる希少品なんです。

 

でもめちゃくちゃ美味しいです!

 

初めて食べた時には感動して、一気に「干し芋好き」になってしまいました。

 

「干し芋」はとても手間のかかるものなので、お値段が張るのも仕方ないですね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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