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碧南ウイスキー復活!

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。  

 

みなさんは「ウイスキー」と聞いてどんな印象を持っていますか?  

 

何となく「オジさんの飲み物」「水割り」「スナック」「バー」「アルコール度数が高い」・・・  

 

そんな感じですかねえ?  

 

みなさん、その考えは払拭してください!  

 

現在は日本各地で「ウイスキー」は作られており、今や「ジャパニーズウイスキー」として世界中で人気のお酒なんですよ!  

 

もちろん世界各地でも作られています。  

 

有名なのは「世界5大ウイスキー」と呼ばれる、「スコッチ」「アイリッシュ」「アメリカン」「カナディアン」「ジャパニーズ」です。  

 

ウイスキーの細かい定義は国によって違いますが、一般的には次の3つの条件を満たすこととなっています。

 

 ・原料に大麦やライ麦、トウモロコシといった穀類を使っていること。

・糖化、発酵、蒸留を行って造った「蒸留酒」であること。

・木製の樽に貯蔵して、熟成させていること。  

 

ウイスキーの特徴は、なんと言ってもその「香り」「味わい」ですね。  

 

蒸留酒だけに、アルコール度数も40度前後と高いのも特徴ですね。  

 

「水」「原料」「ピート」「蒸留」「樽熟成」  

 

これらの違いによって、それぞれの味わいが大きく変わってきますね。  

 

この中で「ピート」って何だかわかりませんよね。  

 

これは特に「スコッチウイスキー」の特徴となる重要なものなんです。  

 

野草や水生植物が炭化した「泥炭」なんです。  

 

これらを燃やして、その煙で麦芽を乾燥させます。  

 

そのいぶした香りが麦芽につくことで、ウイスキーに特有のスモーキーな香りが付き、それがスコッチウイスキーの特徴となっています。  

 

この香りは好き嫌いがハッキリすると思います。  

 

香りの強いものは、とても「お酒のいい香り」とはほど遠いような、言い表すならば   昔の注射の時の消毒、「ヨウドチンキ」のような消毒臭い香りです。  

 

慣れると「クセ」になるんですが、初めはとても飲めたものではありません・・・(個人的な感想です)  

 

と、話が長くなりそうなので、このあたりで本題へと戻ります。  

 

今年2022年11月に、碧南ウイスキーが復活となりました!  

 

その名を「一碧(いっぺき)」といいます。  

 

生産したのは「相生ユニビオ株式会社」さんの、碧南蒸留所です。  

 

なんと70年の時を経ての再開となったんです。  

 

1949年からわずか4年だけウイスキーづくりが行われていたそうです。  

 

当時は「レインボーウイスキー」という名前だったそうです。  

 

しかしながら、伊勢湾台風などの自然災害によって、仕方なく操業停止になってしまったんだそうです。  

 

ということは、設備から、製造ノウハウ、記録、資料など全てが無くゼロの状態です。  

 

その状態からのスタートとなり、先人達の話を聞いていくことから始めたそうです。  

 

いずれは原料からすべて地元産を使用して、市内飲食店でも楽しんでもらえるようになって欲しいということです。  

 

実は、この「一碧」は、碧南市のふるさと納税返礼品として限定50本が提供されていましたが、すでに終了してしまうほどの人気です。  

 

僕自身も申し込んでみようかと、サイトを調べたら、すでに在庫無しとなっていました・・・  

 

来春販売される予定なので、もし手に入れられたらいいなと思っています。  

 

西三河で生産されているウイスキーは他に無いので、これから応援していきたいと思っています。  

 

ちなみに写真は小麦です。                  

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