みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
カボチャはカボチャでも、「白い皮のカボチャ」があります。
「雪化粧カボチャ」といいます。
「これカボチャなのかな?」
見た目はそんな印象です。
皮が白っぽいので、目を引きます。
「未熟なカボチャなのかな?」
とも思ってしまいます。
普通のカボチャに比べ、味が淡白で甘味も少ない印象を受けますが、むしろ味は濃いくらいなんです。
西洋カボチャの一種で、白栗カボチャに分類されます。
皮が白くなるカボチャは、他にもあるようです。
長期保存に向いていて、数ヶ月保存すると余分な水分が抜けて、デンプンが糖になり、より甘く味が濃くなります。
これはカボチャ全体にもいえますね。
収穫して新しいカボチャは、瑞々しく、包丁で切ると「パリッ」とした感じです。
しばらく置いておくと、水分が抜けて甘味が増してきて、切る時もしっとりした感じになります。
カボチャを買う時の選び方は、僕は形や色、張りもありますが、「ヘタ」の部分も見ます。
熟成して味や甘味の濃いものを選びたいので、上の「ヘタ」の部分が乾燥しているものを選びます。
新しいものは「ヘタ」も瑞々しく張りがあります。
水分が抜けてくると、「ヘタ」も乾燥してコルクのような感じになってきます。
また、持ってみて重いものを選ぶようにしています。
それから「雪化粧カボチャ」は普通のカボチャと同じく、煮ると柔らかくなるので大丈夫ですよ。