みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
冬に食べる果物の代表的なものと言えば
「ミカン」
ですね。
柑橘類の中でも、ダントツにミカンですね。
ビタミンCをたっぷり含んでいるので、風邪予防や美肌にも効果があります。
そんな「ミカンの皮」は当然のように捨ててしまいますよね。
でも、この「ミカンの皮」は捨てないでください!
活用法は色々あるんです。
「何だか貧乏臭いなあ・・・」
確かにそう思われるかもしれませんね。
しかし、ミカンの皮の効果を知ったら、捨てられなくなるかもしれませんよ。
ミカンの皮の活用法は、友達に向けて皮を潰して「目つぶし!」するだけじゃないですよ!(笑)
「ミカンの皮」は「陳皮(チンピ)」という漢方薬として使われます。
ミカンの皮を干した状態のもので、「風邪予防」のほか、「血流を改善」したり、「整腸作用」や「リラックス効果」があるとされています。
陳皮の作り方は簡単です。
食べ終わったミカンの皮を日陰でカラカラになるまで干すだけです。
この陳皮にお湯を注げば「陳皮茶」になります。
ほんのりミカンの香りがする程度ですが、ハチミツを加えると美味しくいただけます。
体も温まりますよ。
また、細かく刻んだり、フードプロセッサーで粉末にすると、煮物やお菓子等に香り付けに使えます。
そして、もっとも良く知られているのが、「ユズ湯」と同じようにお風呂に入れる活用法ですね。
「血行促進」「リラックス効果」の効果が期待でき、冷え性の方にも良いですね。
柑橘類の香り成分が「疲労回復」や「冷えに効果」があるとされています。
そして、掃除にも活躍してくれます。
ミカンの皮には柑橘類の香り成分である「リモネン」が含まれています。
この「リモネン」には油分を溶かす働きがあるので、油汚れを落とすことができるんです。
汚れた部分にこすりつければ、軽い汚れならすぐに取れますよ。
ミカンの皮ではないですが、僕は手についた魚などの臭みは、レモンの皮を手にこすりつけて臭み取りにしています。
ミカンに限らず柑橘類の皮は、色々な活用法があるので、是非使ってくださいね。