高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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年明けうどん・・・小麦の高騰でピンチ

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

大晦日に食べる「年越し蕎麦」に対して、「年明けうどん」という文化があるそうです。

 

うどんは太くて長いことから長寿を祈る縁起物として食べられていて、元日から15日の間に白くて清楚なうどんを食べることで、その年の人々幸せを願うものなんだそうです。

 

そうとは知らず、新年に普通にうどんを食べていました・・・(笑)

 

そんな中、讃岐うどんの本場香川県では、うどん店の経営が一層厳しくなっているようです。

 

コロナ禍で客足が十分に戻らない中、小麦粉ばかりではなく、油、塩、しょうゆ、肉、包装資材などあらゆる原材料価格や光熱費が高騰し、最低賃金も引き上げられました。

 

お店で使われているほぼすべての物の値段が上昇しています。

 

そして値上げはまだまだ続くとみられています。

 

コロナ禍前は県内に約620のうどん店があったが、約30が廃業したそうです。

 

材料費が値上がりしたとはいえ、それをそのまま価格へ反映させることはできません。

 

特にもともと安いのが売りの讃岐うどんですからね。

 

とは言え、原材料が値上がりしているのは、当然うどん屋さんばかりではありません。

 

当店においても同じことです。

 

廃業するのも、当然すべてがコロナや物価の値上げが原因ともいえません。

 

多くはそうかもしれませんが・・・

 

そんな香川県の讃岐うどんは「早い・安い・美味い」が自慢。

 

さすが「うどん県」と言われるだけあって、お昼時は多くの人がうどんを食べるそうです。

 

「身体の一部はうどんでできている」

 

と言われるくらいの香川県民も、ある調査では県民1人あたりのうどんの外食回数は、2021年に 「年間60回」だった回数が、2022年には 「年間45回」まで減少したそうです。

 

平均支払い額は2021年は「462円」から、2022年には 「475円」に増えました。

 

が、これらを計算すると、2022年の平均支払額は2021年位比べおよそ「6000円」ほど減少するということになります。

 

これに香川県の20歳から69歳の人口46万8000人を掛けると、なんと「28億5000万円」にもなります。

 

簡単に計算しても、外食のうどんだけでもこの数字なんです。

 

そしてこの減少額は、香川県の県内総生産の外食などへの個人消費の1・9%に当たるんです。

 

香川県に関しては、コロナや値上げが原因とされる外食への個人消費、その中のうどん」だけでこの減少額なんです。

 

一概には言えませんが、外食産業への消費がどれくらい減少しているのかが何となくわかりますよね。

 

これは、うどんさんだけに限らず、飲食業界全体の問題でもあります。

 

大きな企業は、対応できるかもしれませんが、小さなお店は対応が大変です。

 

しかしながら、これもまたすべての個人店にいえることなので、仕方ありません・・・

 

とはいえ、どうにかしないといけません。

 

頑張ります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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