みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「新タマネギ」
と言えば、イメージは「春」ですよね。
まだ一月ですが、もう新タマネギが出回っているんです!
実は年末にもすでに見かけました。
早いですねえ!
「タマネギ」は、「春まき」又は「秋まき」で栽培されている「黄タマネギ」の品種群があり、貯蔵しやすい性質から、店頭には一年を通じて出回っています。
一般的に「タマネギ」といえばこの「黄タマネギ」がみなさんがイメージするタマネギです。
一方で、春に旬を迎える「白タマネギ」は、生で食べるとみずみずしく、甘味もあるので、春を感じさせてくれる野菜の1つですね。
今出回っている「新タマネギ」は、静岡県産が一番早く出回り、この時期から出荷が始まります。
その後、熊本県、愛知県などから出荷され、6月下旬くらいまで続きます。
「タマネギ」の主生産地は「北海道」「佐賀県」「兵庫県」などです。
どこも有名な産地ですね。
その中で北海道は全国のタマネギの収穫量のなんと、約6割(66万トン)を占めています。
次いで佐賀県、兵庫県(ほとんどが淡路島産)、長崎県、愛知県と続き、この上位5道県で全国の8割以上が生産されています。(2021年産)
タマネギ自体の出荷量も多そうですよね。
全国で約110万トンになります。(2021年産)
これは野菜の中で第4位の出荷量になります。
ちなみに一番出荷量が多いのは「ばれいしょ」、ジャガイモですね。(2位はキャベツ、3位はダイコンです)
ジャガイモの出荷量も第1位は北海道です。
出荷量はなんと!150万トンで、全体の約84%(全国で約180万トン)を占めることになります。(2021年産)
さすがにこの数字をみれば、ジャガイモ=北海道というイメージ通りですね。