みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
コロナ禍で出店を控えてきた屋台が、初詣や縁日でかなり戻ってきたようです。
屋台では定番のもはたくさんありますが、中でも定番なのが「たこ焼き」ですね。
その「たこ焼き」があまり売れなくなってきているそうです。
そんな中で人気が高まっているのが「ベビーカステラ」なんだそうです。
焼いている匂いは、なんとも美味しそうですよね。
歩きながら一口で食べられるのもいいですね。
また外で食べるというのも、美味しさが増す要因かもしれませんね。
お店側としても、「たこ焼き」より「ベビーカステラ」の方が利益率は高いということもあり、利点はありますね。
多くのものが値上げしていることが、たこ焼き屋さんにとっても痛手となっているようです。
タコや小麦粉はもとより、燃料費や器なども値上がっています。
かたやベビーカステラの材料も値上がっているとはいえ、材料も少なく、入れ物は紙袋だったりするので、原価率は低いですよね。
他にも利益率の高いのは「綿菓子」ですね。
なんせ「砂糖」だけですからね。
それでは「たこ焼き」がなぜ売れなくなったのか?
以前から「たこ焼き」は、みんなが思っているより売れなくなってきているようです。
その1つの要因が、全国的に有名なたこ焼きチェーン店「築地銀だこ」などが多くのお店を出店させていったことがあげられるようです。
全国のショッピングモールや商店街を中心に300店舗以上を展開する「築地銀だこ」のように、全国展開するような規模のたこ焼き屋はそれまでなかったんです。
そのようなたこ焼き屋ができたおかげで、縁日の屋台まで行って「たこ焼」を食べなくてもよくなったんです。
逆に言えば、そこに目をつけた「築地銀だこ」さんは凄かったということですね。
職業柄、どこに行っても「原価率」を計算してしまいますね・・・