みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
今回は「タケノコ」について色々と書いていこうと思います。
初めに
「タケノコ」ってそもそも何でしょうか?
「タケノコ」が最終系ではありません。
成長過程です。
「タケノコ」=「竹の子」
読んで字のごとくです。
「タケノコ(筍・竹の子)」とは、竹の地下茎の節から出る若芽のことです。
竹になる前の子供の時、先端が地表に現れた時に掘り出されてしまう運命なんです!
「竹」の原産地は中国で、「タケノコ」が食べられているのは、中国・日本・韓国などの東アジアが中心です。
産地は、京都・乙訓(おとくに)、大阪・貝塚市木積(こつみ)地区などで、出荷量でいうと福岡・鹿児島・熊本といった九州が、国産タケノコの主要な産地となっています。
意外なのが、タケノコの種類です。
なんと、およそ70種類もあるんだそうです!
竹は竹だと思ってました・・・
有名なところでいくと孟宗竹(もいうそうちく)・淡竹(はちく)・真竹(まだけ)などですね。
そして、「タケノコ」はなんといっても鮮度が命です!
1日に数十センチも成長するので、収穫してからも足が早いんです。
収穫したとたんに、どんどんえぐみも増していきます。
「朝掘ったら、その日のうちに食べろ」
「タケノコを掘りはじめたら、お湯を沸かしておけ」
なんていわれるくらいです。
そして、美味しいタケノコの選び方ですが、ポイントはいくつかあります。
・うぶ毛がキレイに揃っている
・皮にツヤがある
・切り口がみずみずしい
また、穂先が緑色になってきているものは、ちょっとえぐみが強いかもしれませんね。
土から穂先が出て、日に当たっているの緑色になっています。
また大きさの割に重さを感じないものは、水分が飛んでいると思われますので、避けた方がいいかもしれませんね。
とれたてのタケノコを新聞紙で包んでおくと、1日経ったら水で濡らしたようになってしまいますよ。
タケノコは季節を感じることのできる食材です。
この時期に食べ逃しの無いように!