みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「アガパンサス」という花をご存知でしょうか?
梅雨の時期に花を咲かせます。
町の至る所に見ることができるので、よく見てみると、
「あ、こんなところにも!」
といった具合で見つけることができると思います。
紫色や薄紫色の小さな花が花火のように四方八方に咲いています。
英名は「アフリカンリリー」と呼ばれています。
和名では「ムラサキクンシラン(紫君子蘭)」と言います。
ギリシア語のアガペー(愛)とアンサス(花)の2語からなり、「愛の花」という意味になります。
今まで何も無かったところに、春を過ぎた頃から「スーッと」茎が伸び始めてきます。
1メートルとまではいきませんが、70〜80センチくらいに茎が伸び、梅雨前くらいからつぼみをつけ始め、花を咲かせます。
花は結構長い間咲いていますよ。
そんな同じ「紫色」の食べ物といえば、みなさんは何を連想しますか?
あるアンケートによるランキングをご紹介します。
5位・・・「紫芋」
4位・・・「ブルーベリー」
3位・・・「サツマイモ」
2位・・・「ナス」
1位・・・「ブドウ」
確かに皆「紫色」ですが、これを見ただけでも、紫色と言っても色々あるもんだなと思います。
ちなみに5位以下は、「紫キャベツ」「紫タマネギ」「プルーン」「赤しそ」「イチジク」と続きますが、中には、「カシス」「紫カリフラワー」「シャドークイーン」(紫色の実のジャガイモです)と言ったなかなかマニアックな答えもあったそうです。
「バルサミコ酢」という答えもあったようで、人によってはこれも「紫色」なんだなあと思いました。
僕が思い出すもので変わったところでいうと、「スミレの砂糖漬け」ですね。
「スミレ」は紫色といって連想する代表的な花の一つですからね。
「スミレの砂糖漬け」はフランス南西部のトゥールーズという町の名物です。
トゥールーズは「スミレ」の名産地であることから、他にも「スミレ」に関連した商品がたくさんあります。
なんとなく日本でいう、北海道富良野の「ラベンター」とよく似ているのかなあ・・・と思います。
たぶん女性の方が好きそうな、可愛らしいお菓子ですよ。
写真はお店の裏手にある「アガパンサス」です。