みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
韓国では街中にカフェが溢れているそうです。
ソウルの中でも一番の繁華街である「明洞(ミョンドン)」などは常に視界にカフェが目に入るほどの数があるようですね。
そんな、韓国で人気No.1のカフェは?・・・
それは世界中でも人気の「スタバ」こと「スターバックスコーヒー」なんです!
なぜ人気No.1ということが言えるというかと言えば、その店舗数にあります。
当然店舗数が多いということは、人気があるから増えたということになります。
そして店舗数が多ければ、売り上げも多くなります。
韓国には、現在いくつかのコーヒーチェーンがありますが、スターバックスがダントツの売り上げを誇っています。
少し前のデータになりますが、2020年の韓国のスターバックスの売り上げは、約2兆ウォン(約2000億円)にもなり、2位のコーヒーチェーンのおよそ4倍の売り上げになります。
店舗数に関していえば、1468店舗あり、これはアメリカ、中国に続いて世界第3位となります。
店舗数は日本とそれほど変わりませんが、人口の一人当たりの店舗数は、日本の2倍にもなるんです。
また、全世界でスターバックスの店舗数がもっとも多い都市はといえば「ニューヨーク」・・・と言いたいところですが、実は違います。
ロサンゼルス、ロンドン、パリ、上海、東京など名だたる都市を抑え、なんとソウル市が284店舗(2020年)と世界第1位なんです!
韓国でのスターバックス人気の理由のひとつは、
「味の一貫性」
という点があげられています。
スターバックスは強い豆を使うことで、バリスタ間の味のばらつきを減らし、比較的安定したコーヒーを提供しています。
どこに行っても同じ品質のコーヒーを飲むことができるという安心感があります。
また、韓国のスターバックスは全員が正社員です。
きちんと指導を受けた正社員からサービスを受けることができるという信頼感もあります。
2014年には「サイレントオーダー」という、スマホからオーダーができて、店頭に並ばずに商品を受けることができるシステムが導入されています。
そんな「安心感」や「利便性」が受け入れられて、韓国では日本以上に「スターバックス人気」が高いようですね。
(写真はスタバとは関係ありません)