みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
夏の暑い時期は、やはり「アイスコーヒー」が人気ですね。
特に男性は9割方「アイスコーヒー」をオーダーされますね。
サリューでは夏の時期は「水出しコーヒー」をお出ししています。
大きく分ければ、「水出しコーヒー」も冷たい状態でお出しすることがほとんどなので、「アイスコーヒー」の仲間と言えるのかもしれませんね。
しかし、一般的にはこの2つは基本的には入れ方が違います。
「水出しコーヒー」とはその名の通り、水で抽出したコーヒーです。
お湯で抽出する通常のコーヒーと比べると、コーヒー豆の油分があまり溶け出しません。
コーヒー豆の油分にはコーヒーの香りやコクなどが含まれているため、コーヒーの美味しさが際立つ一方で、クセや雑味を感じてしまうこともあります。
なので、「水出しコーヒー」はクセや雑味の少ないスッキリとした味わいになります。
深煎りコーヒーなので、酸味もほとんどありません。
決して「薄い」とか「物足りない」とかいうことはありません。
むしろしっかりと抽出されていて、スッキリとしていながら、しっかりとコーヒーの味を楽しむことができます。
水でゆっくりと抽出するため時間がかかるのが難点かもしれませんが、寝る前にセットしておけば、次の朝には美味しいコーヒーができているので、手間は少ないかもしれませんね。
一方通常のアイスコーヒーは、お湯で抽出したコーヒーを冷やしたり、濃いめに抽出したコーヒーを氷で急冷したものであったりします。
サリューの「水出しコーヒー」ではありますが、しっかりとコーヒーのコクや香り、苦みも感じながら、スッキリとした味わいが特徴です。
何も入れずに飲んでいただくと、その美味しさがわかると思います。
もちろんシロップやミルクを入れても美味しいですよ。
カフェオレにしても、コーヒーの香りがミルクに負けない「水出しコーヒー」です。
コーヒー豆は市内にある「スギコーヒーロースティング」さんのスペシャルティコーヒーを使用していますので、豆自体がものすごく良質です。
素材の大切さを感じますね。
コーヒー豆を挽く時の香りは、ものすごくいいですよ!
スギコーヒーさんに行けば、運が良ければ、焙煎時のものすごくいい香りを楽しむこともできるかもしれませんね!