みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
時期は過ぎてしまいましたが、「彼岸花」のお話です。
先日、お祭りの駆け馬のための「馬場作り」をするために、お宮さんに行くと、そこには真っ赤な彼岸花が咲いていました。
端の方にひっそりと・・・それでも存在感をしめしながらです。
高浜市では、市内を流れる「稗田川」沿いの彼岸花が有名です。
「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」
彼岸花の別名です。
仏さまのお話にも出てくる、仏教と縁の深い花です。
他にも、「幽霊花」「狐花」などとも呼ばれていて、地方ごとの方言も含めると、呼び方は1000種類以上になるといわれています。
お彼岸の頃になると、何も無かった道端や田んぼの畦(あぜ)や、墓地の敷地内などに突然真っ赤な花を咲かせます。
花の咲く時期と、咲く場所、個性的な姿から不吉なイメージの呼び名が多いようです。
ちなみに「彼岸花」は有毒植物です。
田んぼの畦などによく見られるのは、ネズミ、モグラ、虫などを寄せ付けないために、昔人為的に植えられたと考えられています。
神明社の端の方に咲く「彼岸花」です。
見れば見るほど変わった花ですね。