みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
23日(月曜日)に新幹線沿線で火事があり、東海道新幹線は一時東京ー大阪間が不通になりました。
現場は知立で、沿線工事の際に火花が草に引火したことが原因のようでした。
その日の夜には、名古屋にある私立高校の体育館が火事になりました。
数分前まで部活動で使用していたようす。
「まさか体育館が火事になるとは!」と驚きました。
僕自身も火を扱う仕事だけに、気持ちが引き締まります。
仕事終わりの「火の元のチェック」は忘れずにしています。
昔、バイトしていたお店のシェフが仕事終わりに、必ず火の元に限らず、電気や鍵などを指差し確認していたことを思い出します。
今、僕自身がお店を持つと、あの時のシェフの行動の重要さが身にしみて理解できます。
仕事場での火の事故はありませんが、いくつか危ない目にあったのを見ました。
ガスオーブンの火をつけようと、ガスの元栓を開き、種火を近づけたときに、
「バーン」
と火をつけようとした先輩が吹っ飛びました。
ガスのつまみが開いていて、元栓を開いた際にガスがオーブン内に充満し、そこに種火を近づけたために引火して爆発したようでした。
オーブンの扉が爆発で開き、それとともに中からの爆風で先輩が吹き飛ばされました。
ケガも無く、どこにも被害はありませんでしたが、先輩もかなり動揺していました・・・
あとは、ガス台の近くにおいてあったガスライターが爆発しました。
火の近くにおいてあったのがいけないんですがね・・・
ガス台の火をつけるのにガスライターを使っていたんですが、火の近くにあったので温度が上がり爆発したようでした。
これも「バーン」と何かが爆発したのはわかったんですが、皆何が起ったのかがわかりませんでした。
僕がライターの破片を見つけ、これが爆発したんだとわかりました。
幸いこの時の、誰にもケガは無く、被害もありませんでした。
ちょっとした油断が、思わぬ事故につながることがわかる出来事でした。
毎日の小さな「指差し確認」の作業が、大きな事故を防ぐような気がします。