みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
青梗菜(チンゲンサイ)が旬を迎えています。
畑でも順調に育っています。
一年中出回っていますが、春と秋が旬になります。
日本で最も広まった中国野菜のひとつですね。
僕が小学生の頃は、まだテレビでしか見ないような野菜だったような気がします。
その中で、高級中華の付け合わせとしてよく見た記憶があります。
フカヒレとか、干し鮑とか・・・
それが今や家庭で普通に使われています。
日本では、日中国交回復後の1970年代に広がった比較的新しい野菜なんです。
その当時は様々な呼び方があったようですが、1983年に農林水産省が流通の混乱を防ぐために青軸のものを「青梗菜」と名称統一を行ったそうです。
「梗(軸・茎)が青い菜」という意味が由来になります。
和洋中と料理のジャンルを問わず使われています。
当たり前ですが中華料理で使われることが多いですね。
甘味もありますが、少し青臭い感じもあります。
それほど強く主張する味ではないので、何にでも合わせることができます。
しかしながら、僕はどうしても青臭い感じが中華料理を連想したり、小松菜に似たような印象を受けてしまい、洋風さが薄れてしまう感じがしてしまうんです・・・
なので、たまにしか使うことがない野菜なんです。
クリーム煮のようにしてしまえばいいんですが、そのまま付け合わせとして使うことが少ない野菜ですね。
畑では美味しそうに育っているんですが・・・
お隣の安城市が特産野菜として力を入れているので、もっと使っていきたいですね!