みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
まだ暑いくらいの日ばかりですが、もう11月です。
来週からはもう少し寒くなるようですね。
寒くなると食べたくなるのが「おでん」ですね。
色々な具がありますが、地方によって特徴もあるようですね。
最近では「静岡おでん」が有名になりましたね。
黒っぽい出し汁で煮込み、鰹節粉や魚のだし粉、青のりをかけて食べる郷土料理になります。
また、日本の東西のおでんの具で、その違いが話題になるものに、
「ちくわぶ」と「牛すじ」
があります。
関東では定番の「ちくわぶ」ですが、関西では馴染みがない具です。
反対に関西では定番の「牛すじ」は、関東では馴染みのない具になります。
東海地方・愛知ではどうでしょう?
僕の家では、「ちくわぶ」も「牛すじ」も入れませんでした。
「ちくわぶ」は聞いたことはありましたが、ちくわの親戚と思っていました・・・(笑)
この地方では「角麩」がありますね。
おでんには入れませんでしたが、僕は大好きです!
初めて給食で食べた時から、
「なんだこの美味しいものは!食感も味も最高!!」
と、小学生らしからぬ感想を思っていました。
それ以来大好きな食べ物です。
スタッフ「K」は、
「私はちょっと・・・」
と、角麩が大好きな僕を遠ざけています・・・(笑)
それから僕の家では、
「おでん」ではなく「関東煮」と言ってました。
近くの駄菓子屋でも、「関東煮」といって売っていましたね。
あとは、「はんぺん」といえば一般的に「白い」ふわふわの物をいいますが、一般的には「さつま揚げ」と言われる物のことを「はんぺん」と言ってましたよ。
近くの駄菓子屋でも、やはり「はんぺん」はいわゆる「さつま揚げ」だったので、この辺ではそうなのかもしれません。
みなさんのところではどうですか?
そしてもう1つ、ピンク色の棒状の物ってありませんでしたか?
当たり前のようにいつも入っていたので、全国でも当たり前の具だと思っていましたが、どうやら名古屋(愛知県)独特の物のようです。
「赤棒」というようです。
ちなみに「ちくわぶ」は、小麦粉をこねたものを茹であげた食品です。
グルテンのみではなく、小麦粉で作られているので、厳密には「お麩」ではなく「麺」の別形態のうちの1つになります。
「角麩」も小麦粉から作られているので同じ仲間のようですが、食感がよりモチモチしていることから、もしかすると少し違うものになるのかもしれません。
「角麩」大好き人間としては、もう少し掘り下げて調べてみたいと思います。(みなさんは興味ないと思いますが・・・)
ということで、みなさんの「一番好きなおでんの具」は何ですか?
写真は「お麩」です・・・(おでんには入れません・・・)