高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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南天(ナンテン)の実

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

今の時期、あちこちで目に入る赤い実があります。

 

「ナンテンの実」です。

 

ナンテンの開花時期は6〜7月です。

 

しかし、一般的にナンテンは開花した花を楽しむというよりも、赤い実や紅葉期の葉色の変化を楽しむので、紅葉する10月頃や、赤い実をつける11〜2月頃が見頃とされています。

 

また、ナンテンは、

 

「難を転じて福となす」

 

に通じることから、縁起木として愛されてきました。

 

戦国時代には、武士の鎧びつ(鎧を入れておく蓋付きの箱)にナンテンの葉を入れて、出陣のときには枝を床にさし、勝利を祈ったそうです。

 

昔はよくトイレの近くにナンテンの木が植えられていました。

 

僕の家も、家の中ではなく、離れた建物にトイレがありました・・・

 

そこにも何だか忘れましたが、花の付く木が植えてありましたね。

 

だいたい陽の当たらないようなところにトイレはあったので、赤い実が付くナンテンは殺風景なところを明るくする意味もあるのかな・・・と思いましたが、きちんとした意味があるようです。

 

実はナンテンには、実にも葉にも強い殺菌作用があるそうなんです。

 

それだけではなく、茎や根までも殺菌作用があり、葉には消臭効果もあるようです。

 

赤い実を煎じて飲むと、強烈な殺菌作用と咳止めの効果が立証されています。

 

そして、葉、茎、根にも同じ効果があるそうなんです。

 

現代ではなかなかそうして使われることもないかもしれませんが、「ナンテンのど飴」なんてあるのもうなずけますね・・・

 

ナンテンは赤い実がキレイなだけではなく、いろいろな意味があるようですね。

 

 

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