みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
おでんの季節に、もう1つ欠かせない脇役があります。
「からし」です。
気軽に使えるチューブ入りタイプを使っている方も多いのではないでしょうか。
その他、ワサビやニンニク、しょうがなどもチューブ入りの商品が当たり前にになりましたね。
そんなチューブ入りのカラシには「からし」と「和からし」があります。
この2つは何が違うのか?
「からし」製品は、「オリエンタルマスタード」と「イエローマスタード」をブレンドしていることが多いです。
一方、「和からし」製品は、日本古来の「オリエンタルマスタード」を主に使用しています。
「からし」は、刺激がマイルドな「イエローマスタード」を加えることで、適度な刺激と風味を楽しめます。
「和からし」は、日本古来のマスタードで、強い辛味とツーンとする刺激が特徴になります。
実はこの2つのからしは、そんな差が付けられています。
一般的に、シュウマイやとんかつなどには、刺激を控えめな「からし」、おでんや豚の角煮などの味の濃い料理には「和からし」を使う方が美味しく食べられるとされています。
「和からし」は、汁に溶いても風味が飛びにくく、濃い味の料理でもしっかりとアクセントとして活躍してくれます。
からし和えにも「和からし」がオススメです。
とは言うものの、やはり好みの方が大きいかもしれませんね。
刺激が控えめな方が良かったら「からし」。
刺激が強めの方かいいなら「和がらし」を選べば良いのかな。