みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
先日、「秋ジャガイモ」を収穫しました。
ジャガイモ栽培というと春作が一般的です。
しかし冷涼地を除いた比較的暖かい地域では、夏の終わりに植え付け、霜が降りる前までの期間を利用した秋作のジャガイモを作ることができます。
「秋ジャガイモ」というのは夏から秋にかけて栽培します。
暑さの残る9月頃に植え付け、11月〜12月に収穫するジャガイモです。
対して「春ジャガイモ」は、寒さの残る2月中旬から3月上旬頃に植え付け、梅雨入り前後の5月下旬から6月上旬に収穫します。
この春ジャガイモを「新じゃが」といいますね。
秋は「収穫の秋」とは言われますが、春の「新じゃが」の方がありがたがれますよね・・・なんとなく・・・
植え付けてから約3ヶ月で収穫できます。
秋ジャガは春じゃがに比べて収穫量はやや少ないものの、ジャガイモのデンプン価が高くなり、ホクホク感が増すようです。
この時期に収穫するジャガイモの良い点は、「保存性が高い」ことですね。
湿度も気温も低いので、芽が出にくく腐りにくいですね。
冷蔵庫に入れなくても、陽の当たらない寒いくらいのところに置いておけば、かなり長い期間保存できます。
秋植えに向いている品種は「デジマ」「ニシユタカ」「アンデスレッド」などが主なものになります。
ちなみに収穫したのは「キタアカリ」です。