高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

Read Article

でっかいロールキャベツ

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

先週のメニューに「ロールキャベツ」をお出ししました。

 

だいぶ前に一度作った覚えがあります。

 

今回、良いキャベツを見つけたので、

 

「ロールキャベツを作ってみるか!」

 

と思い立って作りました。

 

小さめのものを2つ付けようと思ったんですが、それでは面白くないと思い、でっかいロールキャベツを作ることにしました。

 

大人の拳1つ分くらいのロールキャベツです。

 

中のお肉も120gくらい入れて、さらにキャベツを二重巻きにして作ったら、思ったよりも大きくなってしまいました・・・

 

ベーコンを巻き、崩れないようにさらに干瓢で巻き、トマトベースのロールキャベツを作りました。

 

本当にかなり大きかったので、みなさん食べられるか心配でしたが、ほとんどの方に全部食べていただきました。

 

ありがとうございます。

 

今回のロールキャベツは少し歯ごたえの残る感じで、それはそれで美味しいんですが、次回作るときはトロトロくらいに煮込んでみようかと思いました。

 

そうなると盛りつけがたいへんですが・・・(汗)

 

そんなロールキャベツは世界中で食べられている料理です。

 

ロールキャベツの起源は古く、現在のトルコに位置するアナトリア半島で、1世紀頃から食べられていた「ドルマ」という料理がその発祥だとされています。

 

「ドルマ」はブドウの葉で肉や米を包み、スープで煮込んだ料理で、現在もトルコ料理の中で人気のメニューなんだそうです。

 

「ドルマ」はその後15世紀頃からロシアやヨーロッパへと伝わったそうです。

 

そして形を変えながら現在のロールキャベツになったといわれています。

 

「ロールキャベツ」は和製英語で、英語圏では「キャベツロール(cabbage roll)」と記述されます。

 

日本に伝わったのは、キャベツが見られるようになったが江戸の終わりから明治にかけてということから、それ以降のことだと考えられています。

 

ロシアやウクライナなどの東ヨーロッパ地域や中東地域では、具材にお米を使用することが多いようです。

 

ルーマニアでは、キャベツを発酵させて作るザワークラウトの葉に、肉やタマネギを混ぜ合わせた具材を巻き、トマト味のスープで煮込んだメニューが有名です。

 

ロールキャベツは作るのに少々手間がかかりますので、そんな時はキャベツと中身の具を交互に重ねて煮込めば比較的簡単ですよ。

 

 

Return Top