みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
みなさん、「プチヴェール」という野菜をご存知でしょうか?
あまり馴染みがないかもしれませんね。
スーパーでもたまに見かけますが、数も少なく、時期にしか売っていないこともあり、目にしたことの無い方が多いと思います。
時期は11月から3月頃までなので、どこかで見つけられるかもしれません!
「プチヴェール」というのはフランス語で「小さな緑」という意味ですが、フランス生まれではなく日本で品種改良されて生まれた野菜です。
プチヴェールは1990年に静岡県の農場で、「ケール」と「芽キャベツ」を掛け合わせて作られました。
芽キャベツの仲間で、育っている姿も芽キャベツと同じような感じですが、葉は結球せずに、小さな葉がバラの花のような形をしています。
丈が50〜60センチの株に50〜80個くらい芽が付きます。
葉の色が濃く、ケールのようですが、味は苦みもクセも無いので、色々な料理に使うことができます。
見た目だけでは、
「これ、どうやって食べるのかな?」
というような野菜でもあります。
カルシウムやβカロテン、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維、カリウムなどが含まれています。
茹でても、炒めても美味しく食べられます。
軽く茹でるくらいの方が、歯ごたえがよく、色もいいのでオススメです。
また、強火で焦げ色がつくぐらい炒めたり、揚げても美味しいんです。
この焦げ目が美味しいんです!!
ニンニクと一緒に炒めて塩コショウだけでも、プチベール自体に甘味があるので美味しく食べられますよ!
見つけたら手に取ってみてくださいね。