みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
現在お店の玄関内には「アオモジ」と「ストック」が生けてあります。
「ストック」はよく知られている花です。(僕自身は聞いたことしか無く知りませんでしたが・・・)
しかし「アオモジ」はそれほど知られていないような気がします。
花が好きな方や生け花などをしている方は、もちろん知っていると思いますが、見たことが無い人も多いと思います。
「これってコショウの実か何か?」
スタッフ「K」に聞くと、
「アオモジだよ」
という答えが返ってきました。
「アオモジ?」
見た目は黄緑の小さなコショウの実が付いてるようです。
お茶の席に使う「楊枝」に使われる「クロモジ」という木は知っていましたが、「アオモジ」まであるとは・・・
それなら「アカモジ」「キモジ」「シロモジ」なんかもあるのか?!なんて思いました・・・(笑)
実際はわかりませんが・・・
そんな「アオモジ」は枝一面に小さな緑色の粒々のつぼみを付けます。
年末あたりから2月頃にかけて出回る枝ものということで、
「春を感じさせてくれる枝もの」
といわれています。
これは、アオモジがとても長持ちで、つぼみから開花まで長く楽しめるからなんです。
そして「黄緑色の実」だと思っていたのは、アオモジの「つぼみ」でした。
この「つぼみ」がはじけるように開き、アオモジの花が開花するんです。
生けているだけでは香りはしませんが、つぼみをつぶすと柑橘系の爽やかな香りがするんです!
花のあとの果実を原料とした精油(エッセンシャルオイル)もあるんですよ。
レモンやレモングラスに似た香りと表現されるような、爽やかな香りです。
このあとたぶん花が咲くと思うので、それまで生けてあったら、また奉告しますね。
カワイイ花が咲くようですよ!