みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
寒くなると、近所の駄菓子屋の店先に「井村屋の肉まんあんまん」の保温機が設置され、それを見てよく買っていました。
今ではコンビニの店内くらいにしか目にしませんね。
僕は「あんまん派」でしたが、お腹が減った時はやはり「肉まん」に限ります。(笑)
余談ですが、僕はヤマザキの中華まんが好きでした。(笑)
そんな「肉まん」ですが、関西では「豚まん」と呼びますね。
これはどうしてなのか?
関西では「肉」といえば一般的に「牛肉」のことになります。
そのため「肉まん」と言ったら、それは「牛肉の中華まん」のことになってしまいます。
なので、豚肉を具にした中華まんのことを「豚まん」と呼ぶんです。
こんな風に関東と関西では、その他にも食べ物やその呼び方の違いなどが色々あります。
そんな違いをいくつか紹介します。
「いなり寿司」の形も東西で違います。
愛知では「いなり寿司」といえば、豊川稲荷が有名ですね。
「いなり寿司」といえば俵型を想像しますね。
というか「他にあるの?」という感じでした。
関西出身のスタッフ「K」に聞くと、
「三角だけど」
という驚きの答えが帰ってきました!
「え!それいなり寿司じゃないじゃん」
と思い、言葉が喉まで出てきましたが、そこを突っ込むとケンカになってしまうので、それ以後は言葉に慎みました・・・(汗)
関西は近いのに、数年前までそのことは知りませんでした。
関東では、お米を入れた俵に見立てているという説があります。
関西では、稲荷神社の総本宮である京都伏見稲荷大社にある稲荷山に見立てているという説や、稲荷神のお使いである狐の耳に見立てているという説があります。
そういえば、デパ地下の総菜売り場には「三角のいなり寿司」が売ってるなあと思いました。
あれは関西の会社なのかな?
また、食パンの厚さが関東と関西で違うのを知っていますか?
関東では6枚切りが主流ですが、関西では5枚切りが主流です。
それから関東では8枚切り、関西では4枚切りがよく売れるそうです。
これは「食パン」が、関東では、間食用やサンドイッチ用として普及し、関西では食事用として普及したことが、その違いではないかといわれていますが、定かではないようです。
僕自身は厚く切った4枚切りが好きですね。
トーストにすると外はカリカリ、そして中のフワフワ感がより楽しめるからですね。
また、そのまま電子レンジで温めて、熱々にした食パンにバターをのせて食べるというのも好きです。(笑)
関西人のスタッフ「K」に初めて「HORAI蓬莱 551」の豚まんを買ってきてもらって以来、大ファンになりました。
僕は、肉団子と一緒に、甘酸っぱいタレにつけて食べるのが好きなんです!
こんな人、あまりいないかなあ・・・(笑)