みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
みなさん、「魚肉ソーセージ」は好きですか?
子どもの頃はよく食べましたが、大人になると食べなくなりますよね。
「子どもの食べ物」みたいなイメージですね。
おかずやお弁当、おやつにと、手軽に食べられて美味しいし、なにしろ常温で保存できるのも便利ですよね。
そんな魚肉ソーセージを久しぶりに食べると、「やっぱり美味しいなあ!」と思いました。(笑)
「魚肉ソーセージ」は「フィッシュソーセージ」とも呼ばれます。
実は日本生まれなんです!
大正時代、地方の水産試験場で試作されたのが発祥とされています。
発売当時は「クジラ」や「マグロ」などが主原料だったそうです。
現在は「スケソウダラ」など、白身魚の冷凍すり身から出来ています。
その他、「ホッケ」「エソ」「イトヨリ」などの魚がよく使われています。
すり身に塩を加えてよくすり潰したあと、調味料や油脂、デンプン、香辛料等を加え、しっかり練り合わせて作ります。
みなさんはどんな食べ方が好きですか?
僕は手軽にマヨしょう油で食べるのが好きでしたが、天ぷらのときに一緒によく作ってくれた「魚肉ソーセージの天ぷら」が大好きでした。
それから、魚肉ソーセージ製造会社がオススメしている食べ方があります。
それは、魚肉ソーセージを包装フィルムごと、約1分間ボイル(湯せん)する食べ方です。
工場のレトルト釜から取り出したばかりのアツアツの魚肉ソーセージは、とにかくおいしいと評判なんだそうです。
その理由は、練り込んだ脂分が魚肉全体に溶け出しているからということです。
この味を家庭で再現できるのが先に書いたやり方です。
みなさんも一度試してみてくださいね。