みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
先日、親戚から「コシアブラ」をいただきました。
もしかすると、あまり馴染みのない名前かもしれませんね。
山菜の一種です。
ホテル勤務時代に天ぷらのお店で使っていたので、よく聞いた名前でした。
よく聞く名前でしたが、普段はなかなか口にすることのできない山菜でした。
帰省時のおみやげで山菜を持ってきてくれた同僚がいました。
「フキノトウ」「タラの芽」「コシアブラ」「こごみ」など、たくさんの山菜を持ってきてくれました。
そのとき初めて「コシアブラ」を食べました。
山菜は、「和え物」「おひたし」「炒め物」などにして食べることができますが、やはり「天ぷら」が一番美味しいかなと思います。
ちなみに「山菜」とは「自然環境の中で自生するもの」のことを言います。
「畑などで人間が管理して育成するもの」を「野菜」としています。
この「コシアブラ」は「山菜の女王」とも呼ばれています。
あまり市場に出回らない貴重なもので、タラの芽よりも美味しいともいわれています。
昔、コシアブラの木の樹脂(あぶら)を絞り、漉したものを漆のように塗料として使われていました。
このことから「コシアブラ」と呼ばれるようになったといわれています。
少し大きくなったもののようでしたが、天ぷらにして美味しくいただきました。
味が濃く、ヨモギや春菊のような香りもありました。
緑の葉がとてもキレイでしたよ。