みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
暑くなると、お風呂につかることも少なくなるかもしれませんね。
サッとシャワーで済ませることも多いかもしれませんね。
僕自身も以前はシャワーで済ませていましたが、いまはなるべくお風呂につかるようにしています。
最近は「サウナ」も流行っているので、利用した方もいるかと思いますが、お風呂もサウナも「水分補給」は大切です。
41℃のお湯に15分つかり、30分安静にしたとすると、なんと!約800mlもの水分が失われるそうです。
そのまま水分補給をしないままにしていると、脱水症になる可能性があります。
脱水症になると、急激な血圧低下、立ちくらみ、のどの渇き、意識の遠のきなどの症状が現れます。
ひどくなると命に関わることもあるので、注意が必要です。
一般的な入浴で、500mlほどの水分が失われるので、入浴前と入浴後には、約200〜300mlの水を飲むことをオススメします。
また入浴前なら15〜30分前に水を飲んでおくと良いとされています。
血管内に血の塊ができる「血栓症」を防ぐこともできます。
血栓症の原因は、体内から水分が失われることなので、ドロドロの血液になってしまいます。
これが引き金となって「脳梗塞」や「心筋梗塞」などを発症してしまうこともあります。
水分は補給してもすぐに全身に回るわけではありません。
逆に1時間前だと、汗や尿、呼吸によって体内から出ていってしまいます。
次に、入浴後の水分補給はできるだけ早くするのが良いです。
入浴中に失われた水分を一刻も早く取り込むために、すぐに水分補給することが肝心なんです。
また、
「お風呂上がりには冷たい牛乳や冷たいビールが美味しい!!」
という声も聞こえてきます。
確かにそうなんですが、お風呂で温まったからだを内側から冷やしてしまうのは、体に負担をかけることになるので、なるべく温かい飲みものや、常温の飲み物が良いです。
そうすることで、体に吸収されやすくなったり、体の中から温めることで、血流も良くなり、内蔵の動きも良くなります。
とは言うものの・・・
やはり夏のお風呂上がりには、冷たい飲み物が美味しいですよね!!
でも、体の負担にならない程度にしてくださいね。