みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
9月17日は「中秋の名月」でした。
みなさんは「お月見」はしましたか?
日が沈んでしばらくすると、東の方角から、まん丸の明るい月が昇ってきました。
店内からも見えたので、思わず外に出て、しばらく見ていました。
高く昇ると、その明るさは増し、暗い外も明かりが要らないくらい明るかったです!
明かりのない昔は、確かに「満月の明かり」はめちゃくちゃ明るく感じたんだろうなあ・・・
そう思いました。
ところで「中秋の名月」といえば・・・
月見団子ですね!!(僕だけでしょうか・・・笑)
月見団子といえば、みなさんどんなものを想像しますか?・・・
白くてまん丸の団子ではないでしょうか?
それを台の上にピラミッドのように重ね、すすきと一緒に縁側に置き、その後ろには夜空にまん丸のお月様・・・
そんな情景が頭に浮かびますよね。
ところが、ここ愛知県の一部では月見団子は細長い雫型なんです。
笹団子のような感じですね。
「中秋の名月」は、豊作を願い作物の実りに感謝する日です。
団子やすすき、里芋などの作物を一緒にお供えします。
その月見団子が丸くなく雫型なのは、愛知県だけではなく岐阜県の一部地域や関西でも見られます。
お供え物の1つに里芋があることから、中秋の名月は「芋名月」とも呼ばれています。
そして、月見団子がこの里芋を模した形になっていったそうなんです。
また、色は白の他にも、茶色とピンクがあります。
実はそれぞれに意味があるんです。
・白色・・・皮を剥いた里芋
・茶色・・・皮付き里芋
・ピンク・・・サトイモの花
という説があります。
こういったものには諸説ありますからね・・・
僕はとにかく団子が食べられればいいかなあ・・・(笑)