みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
ニンジンの種を蒔き、芽が出て、その葉が育ちつつあります。
冬の12〜2月頃に収穫できるよう、夏の時期に種を蒔きます。
7〜8月に収穫する、春まきのニンジンもあります。
種を蒔いてからだいたい110〜130日で収穫できるようです。
ニンジンの栽培に適した土壌は、肥沃で排水の良い砂質土壌です。
お隣の碧南市はニンジンの産地でもありますが、土壌はまさしく砂質土壌です。
軽くて排水性に優れるため、ニンジンがストレスなく成長して、根が太くしっかりとしたものになります。
そのニンジンですが、元々は何色だったでしょうか・・・?
実は元々はオレンジ色ではなかったんです!
元々は白色または紫色だったんです!
いまでも紫色のニンジンはたまに見ますが、白いニンジンは見たことがないですね。
ニンジン=オレンジ色
が当たり前になっていますから、白いニンジンを見たら、細い大根かな?と思ってしまうかもしれません・・・
現代のニンジンはオランダで17世紀に開発された品種なんです。
オレンジ色になったのはその後の品種改良によるものです。
オレンジ色の品種は、当時のオランダのオレンジ色の旗に合わせて作られたと言われています。
いまでもオランダのナショナルカラーはオレンジ色です。
ちなみに日本のナショナルカラーは・・・?
サッカーの「青い」ユニフォームが印象的ですが、実は「紅色」です。
「赤」にしてしまうと、その意味する範囲が広くなってしまうため、鮮やかな赤を指す「紅色」になったそうですよ。
日の丸の赤は「紅色」なんです!
確かに「赤」と言ってもものすごい数の「赤」がありますし、人それぞれに「赤」色は微妙に違いますからね。
ニンジンの話が、赤色の話になってしまいました・・・